基礎代謝アップさせる為の基礎知識 基礎代謝をアップしよう
基礎代謝をアップさせるには、まず基礎知識を学ぼう。
◆ 基礎代謝量を上げよう
◎ 基礎代謝とは
基礎代謝とは、体を動かしていなくても、呼吸や心臓を動かしたり、体
温を保つなどにより、生命維持の為に常に使っているエネルギーの事
です。
基礎代謝量は、人それぞれ違い、エネルギー消費の多い筋肉量によ
り異なります。
筋肉は、体の組織中、約50パーセントを占めていますので、筋肉量が
多いほどエネルギーが必要となってきます。
基礎代謝量は、身長や体重がまったく同じでも、筋肉量の多い人の方
が、基礎代謝量は高く、消費エネルギー量も多いのです。
また、基礎代謝量は20歳前後をピークに、徐々に減少して行きます。
これは加齢により、筋肉が衰えて減少してしまうからです。
男女年齢別基礎代謝量(平均)
年齢 |
基礎代謝量
(Kcal/日) |
基礎代謝量
(Kcal/日) |
|
男性 |
女性 |
15〜17 |
1610 |
1300 |
18〜29 |
1550 |
1210 |
30〜49 |
1500 |
1170 |
50〜69 |
1350 |
1110 |
厚生労働省より参考
上表の表は、男女年齢別の平均な基礎代謝を表したものです。
基礎代謝量は、身長・体重・筋肉量などにもより異なりますので目安としてご覧下さい。
◎ 基礎代謝量が低いと?
基礎代謝量を高めると、太りにくい体になります。
これは、基礎代謝量が高い人ほど、多くのエネルギーを消費するため、
余分なエネルギーが出ず、脂肪が蓄積されずに済むからです。
体内に取り込まれたエネルギーは、基礎代謝が低い為に消費されずに
いると、そのまま体内に残り、脂肪として蓄積されてしまうのです。
つまり、基礎代謝量が低いと、エネルギー消費量も少ない為、余ったエ
ネルギーを体内に溜め込みやすく太りやすいと言えます。
基礎代謝量が低いと、太りやすくなるだけではなく、高血圧、糖尿病な
どの生活習慣病を誘発しやすくなります。
また、生理不順、体温が低い、身体がむくみやすい、手足が冷える、
あまり汗をかかないなどの症状が出る事もあります。
基礎代謝は私たちにとって、とても重要であると言えるでしょう。
◎ 過剰な食事制限は、基礎代謝量を低下させる
過剰な食事制限をすると、基礎代謝量は低下してしまいます。
私たちの体は、体内に取り込まれるエネルギーが少なくなると、生命
維持の為に、脂肪だけではなく、筋肉をもエネルギーに変換して使
います。
すると、筋肉量も減ってしまうので、基礎代謝量は低下します。
基礎代謝量が低下すると、体の消費エネルギーも減るので、痩せる効
果は少なくなり、痩せにくい体になってしまいます。
このように過剰な食事制限は、基礎代謝の妨げとなることもあるので
注意しましょう。
◎ 基礎代謝量アップはどうすれば?
基礎代謝量を上げるには
・筋肉量を増やす
基礎代謝量を上げるには、筋肉量を増やすのがもっとも効果的です。
・体温を上げる
体温を上げると血流がよくなり、代謝が向上します。
・青魚(DHA)を摂る
アジ、イワシ、サンマ、サンマなどの青魚にDHAが多く含まれてい
ます。
基礎代謝は筋肉量を増やすのが基礎代謝アップの近道。
基礎代謝アップは、脂肪燃焼にも、とても重要です。基礎代謝とは
何かをよく理解して、より健康な美しい体を目指そう!
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